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イオカードを払い戻してきた

先日、頂き物の古いイオカードを払い戻してきた。

イオカードというのはかつてJR東日本が発売していた磁気式のプリペイドカードで、これを通せば切符を買わずに改札を通れるといういわば旧式SUICAのようなものである。

以前働いていた職場でなぜか上司からこれを譲り受け、どうしたらいいか分からず手元に置いておいたのだけど、引っ越しを機にこの類のものはすべて換金する事に決めたのでみどりの窓口に持ち込んだという流れ。

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当該のイオカードです

 

これ、新幹線というか新幹線がデザインされた切手が描かれていてわりとレアな気がしたのでオークションに出したら…と思ったりもしたけど、イオカード集めてるコレクターってあまりいなそうだし、第一擦り切れてしまったカードに価値がつくなんてよっぽどの場合じゃなきゃないだろうなと思ってやめた。

のだけど、窓口の係員さん(優しそうなおじさんだった)に差し出したら眼鏡をはずしてまじまじと見つめて「これは…」なんて言うもんだから、ちょっと気持ちを揺さぶられてしまった。

聞くところによるとこのイオカードに描かれているのは0系という初代の営業用新幹線で、8年ぐらい前に廃止されてしまったものとの事。イオカードの払い戻し自体かなり珍しく、切手に新幹線が描かれてカードになっているものも見た事がなかったそうで、この後しばらく嬉しそうな顔でまじまじと見ていた。手続きを始める前に「これ、プレミアがついていたりしない?払い戻してしまったら手元に戻らないけど良い?本当に大丈夫?」と何度も確認してくれたけど、一度決めたことだからと思って払い戻してもらい現金に換えた。

払い戻し額はカードの額面と同じ1,000円なので、引っ越し資金の足しとしてはちょっとした額にしかならなかったけど、係員さんと雑談をするなんて普段はなかなか難しい気がするので良い体験だったと思う。

なお、イオカードは今は改札では使えないものの、自動券売機で切符を買ったり、自動精算機で使用する事はできるのでお手元にあるという方は使ってみると良いと思う。もしくは払い戻しに行くと、デザインによっては同様のリアクションが見られそう。